男性更年期障害とは?

男性更年期障害は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少によって引き起こされる様々な症状の総称です。一般的に40歳以降の男性に現れ始め、身体的・精神的な変化を伴います。
この状態は、LOH症候群(加齢性男性性腺機能低下症候群)とも呼ばれ、QOL(生活の質)に大きな影響を与える可能性があります。しかし適切な診断と治療により、症状の改善やQOLの向上が可能です。
専門の医師が診療します
大阪市西区 四ツ橋・西大橋・心斎橋にある四ツ橋診療所では、男性更年期障害を専門とする医師が在籍し、きめ細やかな診療を行っています。豊富な経験と専門知識を活かし、患者様お一人おひとりの状態に応じた個別の治療計画を立てています。
必要に応じてホルモン補充療法なども行い、多くの患者様から症状改善の声をいただいています。男性更年期障害でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※男性更年期障害外来は予約制です。診察は第3月曜日午後、第2金曜日午後、毎週土曜日午前となります
担当医ご挨拶
石橋道男(いしばし みちお)
略歴
- 大阪大学医学部卒
- 元大阪大学医学部助教授
- 元フランス・リヨン大学1准教授
- 日本Men’s Health 医学会評議員
- 日本泌尿器科学会指導医・専門医
- 日本腎臓学会 腎臓専門医
ご挨拶
男性更年期障害外来を担当しております、石橋道男(いしばし みちお)と申します。
男性更年期障害は、テストステロン(男性ホルモン)の低下によって引き起こされる様々な症状の総称です。主な原因として、ストレスや過労による視床下部の機能低下、または精巣自体の機能低下が挙げられます。
患者様の多くは、自律神経障害(EDや動悸、頻尿など)、睡眠障害、筋力低下、だるさ、気力低下といった症状でお悩みです。これらの症状はQOLを大きく低下させる可能性がありますが、適切な治療により改善が見込めます。
当院では、主にホルモン補充療法を中心とした治療を行っています。必要に応じて内服薬の処方も行い、さらに内臓脂肪症候群を合併している患者様には循環器科や代謝・糖尿病科と連携した総合的な治療、管理栄養士による栄養指導も提供しています。
少しでも気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の健康と幸せな生活のために、精一杯サポートさせていただきます。
こんな症状はありませんか?
- 疲れやすい、だるさが続く
- 気力や集中力の低下
- イライラや不安感の増加
- 不眠や寝つきの悪さ
- 発汗やほてり
- 性欲の減退
- 筋力の低下
- 体重増加や内臓脂肪の蓄積
- 頭痛やめまい
- 関節痛や筋肉痛 など
女性の更年期障害もご相談ください
当院では、女性の更年期障害についても相談を承っています。症状やお悩みをおうかがいした上で、適切なアドバイスやお薬の処方を行うことが可能です。気軽にご相談ください。
男性更年期障害の原因
主な原因は、加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の減少です。その他の要因として以下が挙げられます。
- ストレス
- 不規則な生活習慣
- 運動不足
- 過度の飲酒や喫煙
- 肥満
- 持病(糖尿病、高血圧など) など
これらの要因が複合的に作用し、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。
男性更年期障害の検査
主な検査方法は以下の通りです。
- 問診:症状や生活習慣について詳しくお聞きします
- AMS(Aging Males’ Symptoms)スコア:17項目の質問に答えていただき、症状の程度を数値化します
- 血液検査:テストステロン値を測定し、ホルモンの状態を確認します
これらの検査結果を総合的に判断し、診断を行います。
男性更年期障害の治療
ホルモン補充療法
テストステロンを補充し、症状の改善をはかります。注射や塗り薬などの方法があり、個々の状態に応じて選択します。
生活習慣の改善
- 食事:バランスの良い食事を心がけ、特にニンニクやタマネギなどの「精がつく」食材を積極的に摂取します
- 運動:適度な運動や筋トレを行い、テストステロンの産生を促進します
- 睡眠:十分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠を心がけます など
薬物療法
症状に応じて、抗うつ薬や漢方薬などを使用することもあります。
EDのお悩みもご相談ください

勃起障害(ED)は、男性更年期障害の一症状として現れることがあります。当院では、EDに関するお悩みにも対応しています。医師が適切に診断しED治療薬の処方などを行いますので、EDでお悩みの方はお気軽にご相談ください。プライバシーには十分配慮し、丁寧に対応いたします。